「塩ビ管水鉄砲ねっと」とは?

 「塩ビ管水鉄砲ねっと」とはなにか?

「塩ビ管水鉄砲ねっと」は「塩ビ管水鉄砲」の普及を目指して活動する組織です。

「塩ビ管水鉄砲」のワークショップや作り方に関する情報提供や加工済みの材料の販売を通して、「塩ビ管水鉄砲」をつくりたいあそびたい個人や団体を支援しています。

「塩ビ管水鉄砲ねっと」の中の人紹介

「塩ビ管水鉄砲ねっと」を運営している人の紹介

今井洋介(1987年生まれ)
日本で唯一の「プロの水鉄砲屋」
東京都立川市在住

 

 

「塩ビ管水鉄砲」を日本中に広めるべく、日本で唯一の「プロの水鉄砲屋」として活動中。(ふだんは地元の測量会社で働いています)

「塩ビ管水鉄砲」をつくりはじめたきっかけ

私が「塩ビ管水鉄砲」に出会ったのは、以前勤めていた会社を退職して職業訓練校の「住宅リフォーム科」というところに通っていたときです。

通っていた職業訓練校での地域住民向けの文化祭の出し物として、塩ビ管で作った“空気鉄砲”づくりを見かけたのがきっかけでした。

これを応用して水鉄砲も作れそうだと思ったのです。

ちょうど塩ビ管などを加工する技術を学んだばかりでしたので、その技術を応用して何かつくってみたいとおもっていました。

本当は、実際のリフォーム工事をやってみたかったのですが、そう簡単にはできないので、塩ビ管を使った棚やイスを作ってみようと考えていましたが、水鉄砲の方がおもしろそうだと思ったのです。

「塩ビ管水鉄砲」を見よう見まねで試行錯誤

その後、ネットで「水鉄砲 塩ビ管」と検索するとホームセンターのカインズの動画自作した水鉄砲を紹介しているブログをいくつか見つけました。

ですがパッキンの作り方や材料についての細かい点がよくわかりませんでした。

職業訓練校で塩ビ管をカットする工具や接続する方法などは学んでいましたが、それでも細かなところはよくわかりません。

それでも自分でパイプの組み合わせを変えたり、パッキンの材料をかえてみたりとあれこれと試行錯誤しながら、1ヶ月くらいかかってやっとのことではじめての「塩ビ管水鉄砲」を完成させることができました。

完成した塩ビ管水鉄砲は、私が子どもの頃に持っていた市販の水鉄砲への不満(飛距離がない、すぐ詰まる、デザインが子供っぽいなど)のほとんどを解消してくれるもので「自分が子どのもの頃にこんなのがあったら絶対楽しかったなぁ」と心から思うものでした。(大人になった今でも遊んでて楽しいですが)

子どもにもどることはできませんが、今の子供にこの素晴らしい水鉄砲の作り方を広く共有したいというのがこの活動の出発点です。

そもそも、せっかくスペシャルな水鉄砲を作っても遊び相手がいないのでは面白くありません!

「塩ビ管水鉄砲」は“つくりかた”がわかっていれば20分で作れる

「塩ビ管水鉄砲」は材料工具がそろっていて、作り方がわかっていれば20分くらいで完成してしまいます。

(ワークショップでは材料・工具をそろえておいた状態で、小学生が一工程ずつ教えながら40分くらいで完成させています。)

「塩ビ管水鉄砲」は一個一個をつくるのは簡単なのですが、私が初めての「塩ビ管水鉄砲」づくりに苦労したように、“どの材料”を“どのように組み合わせて作るか”ということがわからないと、いろいろと試行錯誤することになり、時間も材料も浪費してしまいます。 (もし夏休みの自由研究であればそういった過程も大事?かもしれませんが)

このような経験から「作り方」「必要な材料」などをわかりやすく整理して、順序立てて提供することで、誰もがスムーズに塩ビ管水鉄砲を作って楽しめるようしたいと考えて、ワークショップや製作マニュアルの作成などの活動をしてみようと考えました。

「塩ビ管水鉄砲ねっと」の教育的な裏テーマ

子供たちにもっとも伝えたいこと

「塩ビ管水鉄砲」の活動では活動を通して子供たちに伝えたいことがあります。

それは、自分で材料を組み合わせて実用的なプロダクトを創るという経験を子どもたちに経験させるということです。

大量生産された商品をただ消費するだけでなく、自分で工夫して何かをつくることで、ずっと良いもの、自分の欲しいものを作れるということを知ってほしいのです。

水鉄砲という商品は、完成品が安価に販売されており、ふつうは“お店で買うもの”“自分では作れない完成されたもの”というイメージがあると思います。

ですが、実は自分で作った方がいいものができることが多いのです。

水鉄砲の場合、一見売っているような水鉄砲と同じような機能のモノを作るのは難しいように感じるかもしれません。

でも、市販の水鉄砲は必ずしも機能的に優れているわけではなく、安価に販売するため、大量に生産するために使うパーツや材料は安く仕入れられるモノを使い、耐久性が低く分解修理もできないように作ります。

市販の水鉄砲はだいたいが「ワンシーズンもてばよい」という発想ですぐに割れてしまうような貧弱な材料だったり、すぐに詰まって機能しなくなるような構造で製造されているのです。

一方で自分で作る塩ビ管水鉄砲は、住宅に使用させるような十年以上の耐久性が保証されている塩ビパイプを使用し、耐久性の高いパッキン部品を使用します。恐らく原価でいえば市販品の十倍以上になるとおもいます。

自分で作ることで、実は市販品よりも良いモノが出来ることがあるのです。

創意工夫の経験は価値を生む力になる

子どものうちに創意工夫して何かを作る経験は、大人になって何か人の役に立つもの(商品)を作る能力につながるとても重要な経験を提供してくれます。

「塩ビ管水鉄砲」の開発で心がけていること

「塩ビ管水鉄砲」を開発するにあたっては、自分が子どもの頃に思い描いていた理想の水鉄砲を実現すべく取り組んでいます。 まさに「ぼくのかんがえたさいきょうのみずでっぽう」を作るのが目標なのです。

こんなことを大真面目に文章にしていると自分でも恥ずかしくなりますが、それでもワークショップなどで子どもたちは、とても喜んでくれるので、出来る限り自分の中に残った“子どもの感性”を思いだして楽しくなるような水鉄砲を開発しようと取り組んでいます。

でもちょっとだけ大人なマニアックさやカッコ良さを織り交ぜるのが大切です。

大人になった今なら知識や技術や材料、工具が無くてできなかったことでも今なら実現することが出来ます。

一方で、常に「子どもでもつくれるか?」ということを念頭に開発しています。

単に強力な水鉄砲を作るだけであれば、既存の高圧洗浄機などを使えば良いだけです。

子どもでも安全に、手づくりで、入手しやすい資材でつくれることが大事だと考えています。

 

 

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