塩ビ管水鉄砲のつくりかた~必要な材料と説明~

必要な材料と説明

塩ビ管

塩ビ管は、正式名称が「硬質ポリ塩化ビニル管」とされJIS規格(日本工業規格)により、その寸法強度などの仕様が定められています。また、一般には「塩ビ管」「塩ビパイプ」「VP管」などと呼ばれています。製品は太さと用途などにより、「VP25」「VU50」「HIVP13」などと表記されています。最初の「VP」などの文字は用途に応じた種類を表しています。それらに続く「25」などの数字は、パイプの太さ(内径/単位:ミリメートル)を表してます。またこの数値を「呼び径」と言います。水鉄砲には、主に「VP」という種類を使います。理由は一番安くラインナップされている太さがちょうどよいからです。

 

<表1>塩ビ管の種類
略号 用途 説明
VP 上農水道埋設用・建築給水用 水圧がかかる場合に使用
VU 下水用・土木用・排水用 VPに比べて薄く軽量。
排水など水圧がかからない場合に使用。
HIVP 水道用・建築給水用 VPの耐衝撃性を向上(寒冷地や耐震性)
HT 給湯用・高温排水用 VPの耐熱性を向上

塩ビ管は同じ呼び径と種類であれば、どのメーカーのものでも基本的な寸法、強度などは一定となっています。そのためメーカーが違っても呼び径が同じであれば同じものと考えてよいです。※ただし次項に述べる「継手(つぎて)」に関してはメーカーにより寸法が異なる部分があり一部注意が必要です。塩ビ管は、1メートル、2メートル、4メートル単位で販売されていることが多く、ホームセンターや通信販売サイトで購入することができます。

継手(つぎて)

「継手(つぎて)」は、塩ビ管と塩ビ管を接続するための部品です。使用する場所によりいろいろな形状のものがあり、水道管が90度曲がる場所に使う「エルボ」やことなる口径のパイプを接続する「異径ソケット(径違いソケット)」があります。 また、水道の行き止まりんい使用する「キャップ」という部品も継手(つぎて)に分類されます。

エルボ

異径ソケット(径違いソケット)

キャップ

塩ビ管の口径それぞれに適合する継手(つぎて)があります。パイプと同一の呼び径で区別され、メーカーが違っても呼び径が同じであれば接続の互換性がありますが、細部の実寸法や形状はメーカーによって差があります。特にパイプとの接続に関係がない継手の外側の寸法(外形寸法)はメーカーによる差が大きく、特にシリンダーに挿入するVP13キャップの選定には注意が必要です。

メーカーによってはVP13キャップの外側には浮き彫りや突起があり、シリンダーとなるVP25に挿入すときに引っかかるため金やすりで削る必要がある。 

<表3>塩ビ管の主なメーカーとVP13キャップの特徴
メーカー VP13キャップの特徴 削る必要性
積水化学 ******* *******
アロン化成 ******* *******
クボタケミックス ******* *******
東栄管機 ******* *******

⇒塩ビ管水鉄砲に最適な継手(つぎて)とメーカーの組み合わせは「詳しいつくりかたPDF」に記載しています。

塩ビ用接着剤

塩ビ管と継手(つぎて)を接着するための専用の接着剤です。塩ビどうしを溶かしてつなぎ一体とするため非常に強力で、一度接着したら外すことは基本的に不可能です。塩ビは、専用の接着剤を使わないと接着が非常に弱いため一般的なボンドや瞬間接着剤は使用しないでください。接着が弱いと水を押し出す際に部品がはずれ、その勢いで指を部品の角にぶつけてけがをする場合があり大変危険です。なお「塩ビ用」という表示があれば、どのメーカーの塩ビ用接着剤も性能はほとんど同じです。

Oリング(オーリング)

 
Oリング(オーリング)は、水鉄砲内の水が漏れないようにするためのパッキンの役割をするゴム製の部品です。本来は機械や水栓金具の可動部分や接続部のパッキンとして使われ、機械油や水が漏れないようにするための部品です。

⇒水鉄砲に使うOリングのサイズと種類は「詳しいつくりかたPDF」に記載しています。

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