【団体向け水鉄砲バトル】水鉄砲を自作して大量の武器を手に入れろ!

この夏、次のような団体で水鉄砲バトルなどの遊びをしてみたいと考えてらっしゃるかたは多いのではないでしょうか?

  • ボーイスカウト
  • 子ども会
  • 町会
  • 児童館
  • 学童保育クラブ
  • スポーツクラブ
  • サッカークラブ
  • 少年野球
  • 小学校
  • サークル

ゲームの「スプラトゥーン」のヒットなどもあり、水鉄砲を使ったイベントは子供ウケが抜群です。
また、大人向けの水鉄砲イベントが開催されるなど大人もひそかに楽しみにしていたり…。

ですが、水鉄砲バトルでは企画担当者を悩ますいくつかの問題があり、二の足を踏んでしまうものです。

【水鉄砲バトル企画の悩ましい問題】

①メンバーの水鉄砲の性能差

水鉄砲を全員分用意するのは結構な費用が掛かりますので「それぞれ持ってきてください」となりがちです。ですが、そうすると持ってくる水鉄砲は100円均一のものから海外製のハイスペックなものまで性能がまちまちです。いざ水鉄砲バトルをスタートすると100円均一の水鉄砲は圧倒的に不利ですから当然楽しくありません。どんな水鉄砲を持ってくるかは家庭によりますから、バランスのコントロールが難しくなってしまいます。

②市販の水鉄砲はすぐに詰まる壊れる

市販の水鉄砲を団体で購入して使用している場合も多いともいます。ですが、市販の水鉄砲は基本的には1シーズン限りのものとして作られています。なので数回使うとだいたい砂が詰まったりして水が出なくなったり、部品が割れるなどして一年で使えなくなってしまうものです。また、水鉄砲バトルイベント中に水鉄砲の不具合が発生すると楽しみが半減してしまいます。

このような悩みにおすすめなのが「水鉄砲の自作」

「水鉄砲って作れる?」のと思われるかもしれませんが、ホームセンターで売っている水道管(塩ビ管)で水鉄砲を作ることができるんです!

「手作りの水鉄砲」と聞くと「竹筒で作った水鉄砲」を思い浮かべる方が多いかと思います。
「竹のみずでっぽう」ときくと、作るのが面倒で威力もない、水も漏れるというイメージが強いです。
また、そもそも“竹”という材料自体が現代では入手困難です。

そういった「竹の水鉄砲」のデメリットを解消した“現代版”の手作り水鉄砲が塩ビ管でつくる水鉄砲、通称「塩ビ管水鉄砲」です。

安価な材料を使って作る塩ビ管水鉄砲

塩ビ管水鉄砲は、住宅などの水道管に使われる「塩ビ管」という材料を利用して作ります。塩ビ管は、ホームセンターで2m160円~というような価格で販売されています。塩ビ管はやわらかい材料なので使用する工具も高価なものは必要ありません

シンプルで威力が出るシリンジ式

作動方式は「シリンジ式」という種類の水鉄砲で、竹のみずでっぽうと同じで、ピストンレバーを引くことで水を取り込んで、ピストンレバーを押し込むことで水を撃ち出します。「シリンジ式」は空気圧で撃ちだす「加圧式」に比べて、押し出す力がダイレクトに伝わるので圧倒的に飛距離が出ます
また、握力がなく「加圧式」水鉄砲のポンプを動かせないような小さい子供でも「シリンジ式」であれば容易に飛距離をだすことができます。

うちの2歳6か月の子供でも難なく使いこなしています。

水鉄砲を自作するメリットをまとめると次のような利点があると思います。

自作する5つの利点

  • 全員が同じ能力の水鉄砲を使える。
    100円ショップの水鉄砲と数千円の水鉄砲の能力差は結構なものです。同じ水鉄砲を使えれば各自の水鉄砲の能力差を気にする必要がありません
  • 自作すれば安価に数をそろえられる。
    塩ビ管はホームセンターで安価に販売されているので、少ない予算でも数を大量にそろえることができます。
  • 壊れづらい構造&メンテナンス可能なので毎年使えるのでトータルコスト低い。
    シンプルな構造なので砂が詰まったりして途中で使えなくなることがありません毎年使えるので、小学生向けの団体などにはうってつけです。毎年、水鉄砲を買い替えるよりはトータルの費用が安く済む
  • 組立や塗装など「つくること」自体もレクリエーションや学習になる。
    みんなで工作すること自体も楽しいものです。また、創造する自作するという体験自体が教育的な価値が高い経験となりますし、「塩ビ管」という材料が世の中でどのように使われているのか?といったことから社会や仕事への接点や興味関心を自然と作ることができます
  • 組立は接着材だけで出来るので女性や子供でもできる。
    塩ビ管水鉄砲の“組立”は、塩ビ用の専用接着剤だけでできます。危険な工具を使わないので安全性が高く、低年齢の子も参加することができます。組立前に材料の準備をする必要がありますが、塩ビ管はやわらかい材料なので使用する工具も大して高級なものは必要ありません。塩ビ管専用カッター(1,000円~
    )や穴をあけるための電動ドリル(2,000円~)があればたくさん作れます。

塩ビ管水鉄砲づくりに使う工具はこちらの記事にまとめました
塩ビ管水鉄砲のつくりかた~必要な工具と説明~

「塩ビ管水鉄砲ねっと」では、塩ビ管水鉄砲の製作に関する情報や製作をサポートする材料を提供しています。
ぜひ他のページも見てみてくださいね。

塩ビ管水鉄砲のつくりかた

 

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